国際中医師Ａ級（現　国際中医専門員）

国際中医師とは、中国政府（衛生部、国家中医薬管理局）が
国際的に中医師（中国の漢方医師）を認定する制度です。

過去に知識を持っていない「自称　中医師」が多数存在していました。
中国政府はそういった行為が中医学の質自体を落としかねないとし、
中国国外でも知識と技術レベルを検定し、
定められた水準を満たす者にだけに国際中医師（現　国際中医専門員）
という資格を与えることにしました。

1991年以降試験が設けられ、1996年以降日本でも受験することが可能になり、
現在では韓国、日本、シンガポール、ニュージーランド、
マレーシア、アメリカ、カナダ、ドイツ、イギリス、イスラエル、ブラジル、
アルゼンチン、ベルギー、フランス、スイス、スペイン、
台湾、香港、マカオの中医学従事者が受験しています。
また、カナダ、マカオ等ではその資格で開業することも認められています。

ただ日本国においては国際中医師は国家資格では無い為
（日本では医師法の制約のため）国際中医師と公に名乗ることはできません。

国際中医師試験にはＡ級とＢ級があり、
中国政府はＡ級を中医師水準、Ｂ級を中医士水準として差別化しています。
師と士では読み方は一緒でも知識に差があります。

私大嶋は2002年度の試験において国際中医師Ａ級試験に合格しました。
（おそらく当時では過去最年少合格だったのでは？？）

2001年にも試験は受けたのですが実力不足のために合格はなりませんでしたが、
（あと２問で合格だったのに。。。il||li ＿|￣|○ il||li）
翌年には勉強する為に仕事を辞め数ヶ月図書館に通いました

試験に受かった時は　「これでもう勉強しなくていいε-(´▽｀) ﾎｯ」　と安心しましたね♪

試験内容は日本語（たどたどしい日本語ｗ）でしたが、
教科書自体は中国語だったため初年度は教科書との戦いでした。
翌年は出来るだけ教科書の内容を読めるようにするのと同時に
内容をきちんと理解しようと頑張った結果、試験に合格♪
また教科書の内容も理解出来るようになったので
中医学の知識としても大幅にアップしました♪

ブログの方に試験の内容を記事にしました
一部被っている所もありますが、教科一つ一つのことを少し詳しく書きました
興味のある方はご覧下さい
（私の恥ずかしい成績表も載せてあります）
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