漢方の言葉に「不通即痛ふつうそくつう」とあります
気や血が通じていなければすなわち痛むと解釈され
その部位に血や気が通じていないと痛みが発生すると言われています
腰痛や膝の痛みは五臓六腑の臓腑的に「腎」に問題がある場合が多いです
腎は生命エネルギーを司ると同時に足・腰を調節する働きもあります
また、「腎」だけではなく寒さ・熱・風・余計な水分(湿)の呼ばれる外的要因もあります
この場合、通じさせながら外的要因を取り除き腎の働きを良くすることが大切になってきます
リウマチ・慢性関節炎・坐骨神経痛・頚椎症・五十肩・痛風・神経痛のような
痛みが強いものは漢方の言葉で「痺症ひしょう」と呼ばれます
使用される漢方薬は腰痛などの薬とは多少違ってきますが、
考え方が基本的には同じなので統一して記載させていただきます
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